中野駅新北口駅前再開発プランC.中野サンプラザをアダプティブリユース(適応的再利用)し、借金返済プランを長く考えるこれからの再開発プラン | いでい良輔(出井良輔)

中野駅新北口駅前再開発プランC.中野サンプラザをアダプティブリユース(適応的再利用)し、借金返済プランを長く考えるこれからの再開発プラン

中野サンプラザ再開発

今回の再開発は様々な可能性があると思います。改めて再検討する上で、叩き台になるようなプランを3つ考案してみました。
別投稿にて他案も投稿しておりますので、ぜひご一読いただきコメント等をいただけますと幸いです

【中野サンプラザをアダプティブリユース(適応的再利用)し、借金返済プランを長く考えるこれからの再開発プラン】 
・社会課題解決の対応を第一に考慮した中野サンプラザの適応的再利用。
・中野の独自性と変遷を残していくDNAを継承。
・利用者ニーズに寄り添った施設を作ることができる。
・延床面積が減ることで、再開発事業規模が小さくなる。
・新しい計画になる為、着手までに時間がかかることが予想される。
・再活用だけでなく、建造物としてブランディングを図らなければいけない。

社会課題解決の対応を第一に考慮したアダプティブ・リユース(適応的再利用)をベースにしたプラン。
東京では、大手町や兜町、横浜では、歴史的倉庫群、海外では美術館などを修復し、持続可能な社会を作る取り組みとして、注目されています。
現在の中野サンプラザの建造物としての歴史的価値保存と、経済的合理性の両立を図り再開発構想を練り直します。
アイコン的な中野サンプラザの魅力をそのままに建物を再改修し、活用を図ります。旧中野区庁舎エリアには、レジデンスとオフィス棟をたて、再開発のコストの捻出と新たな価値創造を行う必要があります。
中野サンプラザは2000人のホールを復活させ、上層階はレストランとバンケット、宿泊施設を作ります。
地下階には、全天候型アーバンスポーツエリアを作り、未来のオリンピック選手を目指す若者の場所としてだけでなく、アーバンスポーツを活用した、誰も取り残さないコミュニティづくりなど、今まで中野にあった隠れた魅力や文化の集積とコミュニケーションを図ります。
この案は、時代にフィットした案で、中野の独自性と変遷を残していくDNAを継承するにはとてもわかりやすい案です。
デメリットとしては、老朽化された建物の改修コストの再見積もりを行わなければいけない点、延床を増やしづらい為、土地としての価値を高めることが難しい、明治時代から現存しておる建物などと比べて希少性に欠ける為、建造物としての価値を高めるブランディングが必要ともされます。そして、幾度となく検討してきた立て壊しを改めて検討することと、大きく再開発構想を見直さなければいけないため、再開発着手までに、とても時間がかかることが予想されます。

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